サッカーいつまで続ける?

サッカーに明け暮れる息子を応援しています。 中学受験もあり、サッカーもあり、その成長の記録とその時の私の考えていたことを備忘録的に残していきます

移籍について

これはとても難しい問題です。
息子はますますサッカーが大好きになり、技術的にも成長していきました。

 

引っ込み思案で練習時もみんなの輪に入ることすらできなかった

1年生の最初の頃とは違い、

2年生の1年間で103得点を上げてダントツの得点王を取れるまでにまで成長しました。(点を取ることだけが物差しではないですし、その話はまたできればと思います)
※余談ですが試合の得点カウントも少年団保護者サポートの仕事です。


保護者の考え方について
https://sonssoccer.hatenablog.com/entry/2022/11/01/130355

 

ここでも書きましたが、私はどうせやるならとことん上手になって活躍してほしい。
目指せる目標ができたなら(本人が楽しいと思えるなら)
そこを目指して全力で取り組んでいってほしいと考えてます。

それを願い、私は普段からのポジティブな声掛けやチャレンジしていくことの大切さを
ずっと息子に伝えてきました。

 

3年生を迎えるにあたり、他の保護者の温度感とのギャップや
チーム方針に少しずつ違和感を感じ始めました。
サッカーに向き合う温度感が非常に近しいスクールでの保護者の方たちと話しをするようになると少年団からクラブチームへの移籍を強く考えるようになりました。

保護者の温度感②

少年団の保護者の仕事はいっぱいあります。

 

・試合時のスコア付け
・対外試合引率(車出しや公共交通機関での移動含む)
・応急処置セット含めた荷物運搬
・ゴール設営

 

他にも学年代表や会計、合宿係等の役員や写真・動画撮影等々。
少年団なので割と当たり前だと思ってましたが
スクールで仲良くなったクラブチーム所属の保護者の方には驚かれました笑

 

保護者の学年代表や会計等の役員は立候補制ではあるものの重複しないように
順番で6年間で回していきますが、普段の試合等のサポートは基本的には行ける保護者が参加します。

 

試合のサポートは率先して参加する保護者とほぼ顔を出さない保護者とでだいたい分かれます。
また、対外試合では必ず参加可否のアンケートを行いますが
そのアンケート回答も配信後すぐに回答する家庭となかなかせず、
学年代表(これも保護者の係の一つ)からいつも催促されている家庭とで分かれます。

 

こういった事も子供のサッカーに向き合う保護者の温度感のギャップで違いが生まれると思います。

 

試合のサポート頻度は下に小さい子がいる等の家庭の事情もあるでしょうし、
行ける保護者が行けばいいと割り切ってはいますが
アンケートくらいはスマホでぽちっとすぐ回答しましょうよ。。
アンケート遅れると参加人数が確定できずエントリーができない事はいつも周知されているのに。

 

といった感じで口には出さずとも些細な事で周りの保護者との温度感のキャップに
フラストレーションが貯まっていました。
(もちろん温度感が近しい保護者も少数います)

 

この先どうしていこう、そう思い始めたのが今から半年ほど前の2年生の終わり頃でした。

保護者の温度感

少年団では様々な温度感をもった選手や保護者がいます。
息子は小学校配下の少年団のため基本的に所属している小学校の子達が中心となります。

 

・友達もやってるし運動不足解消にもなるし手ごろなので通わせている
・上手くなって主力選手として活躍してほしい
・本気でサッカー選手を目指している

 

息子の所属の少年団でもこれだけ保護者の温度感に大きな開きがあり、
こうなるとあちらこちらで不満が噴出します。

 

少年団の方針(楽しさ1番)を理解した上で入団しているという前提があるものの、
大きな招待大会となると保護者も

 

・うちの子を出してほしい
・出場時間にむらがある
・決勝なのになんで弱い子を出すのか。勝てるメンバーを使わないのか

 

といった具合の不満をよく耳にします。

 

難しい問題です。
こどもの成長曲線や保護者の考えとチーム方針とで考えが異なるのであれば
チームに文句を言うより、移籍するという選択肢しかないのではないでしょうか。

 

2年生も終盤を迎えるにあたり、私自身も少しずつストレスを抱えていきました。

J下部スクールセレクションについて(当日)

2022年2月。
新3年生が70~80名以上は集まったと思います。
(セレクションは2日に分かれていたのでおそらく参加者は
 その倍くらいにはなっていると思います。)

 

会場に着いて私は息子の様子を横顔や遠目から何度も見ていましたが
特段いつもと違う様子はなく、この後ボールを蹴れることを楽しみにしている
いつものサッカー少年の顔であったことに安堵したことを覚えています。

 

全員集まり、少しアップした後は2時間程ひたすらゲームでした。
受付時に渡されたビブの色が同じ子たちとチームを組み
10分程の試合を何試合も何試合も行いました。

 

保護者はピッチ外側フェンス越しから様子を見ることができました。
10月に生まれたばかりの赤ん坊と嫁さんを車に残し、
激寒の中(ヒートテック2枚重ねでもまだ寒い)、息子の様子を眺めていました。

 

息子は引っ込み思案のため自チームでの試合ですらまともに声を出して
ボールを呼ぶことができません。
ましてや全員強者で初めて顔を合わす子たちの中で声を出すなどは難しく、
ボールを呼び込めない以上、ボールを触る機会も少なくなり
非常に不利になることはわかっていました。
サッカー選手としては致命的だと思いますがいつか変わってくれる事を信じていました。

 

この日は、その課題をポジショニングでカバーしていました。
声が出せない、でもボールが来たら絶対に味方に有利なところにいる。めちゃくちゃ走ってる。
味方からパスさえ回ってくれば。
しかし若干7,8歳の小学2年生ですが全員必死です。周りのお父さんお母さんも熱くなっています。
(私は敢えてセレクション最中は一言も声掛けはしませんでした)
そんな必死の選手たちからパスが回ってくることはなく、もどかしい時間帯が続きました。

 

落ちた時にかける言葉も考え始めました。
しかし、不思議と「こんな一生懸命やったんだから結果はどっちでもいいな」と
どういう風に考えても、そこで思考が止まりました。理由はわからなかったです。

 

その後、こぼれ球が何度か息子のもとに着てドリブル突破を繰り返していました。
パスも回ってくるようになりました。全力を尽くしてくれたと思います。
1週間後「合格」の連絡がきました。

 

私も息子も喜び爆発、というよりかは「そうか」といった具合で以外と冷静でした。
嫁さんはまさか、と非常にびっくりしていました。

 

まだまだスタート地点です。J下部のアカデミーチームに入ったわけでもなく
スクールの一つ上のクラスに入れたというだけで、ここから大変な道のりのはずです。
とはいえ、1年生の頃は引っ込み思案でチームの仲間の輪にすら入っていくことが
できなかった息子にとっては、大きな前進になりました。

J下部スクールセレクションについて②

セレクションの前哨戦ではないけれど、2月実施のセレクションの前の冬休みに
同スクールが実施するウィンターキャンプに参加しました。
これはセレクションではなく先着順でしたので幸いにも参加できました。

 

先着順とはいえ、同じような志の子たちが集まっていてかなりの強者揃いでした。
しかし、低学年(当時2年生)に向け考えれたメニューと
コーチ達の「サッカー楽しもうぜ!」という明るく前向きな指導が
引っ込み思案の息子には合い、
レーニング合間の長時間インターバルの時間ですら
ひたすらボールを蹴りにコートに入って行くくらい楽しそうでした。

 

キャンプ中はレベルの高い子たちについていくので必死だったけれど
練習メニュー、コーチの指導法、接し方を見て
2月のセレクションを受ける覚悟を改めて決意しました。

J下部スクールセレクションについて

2年生になり、細かな課題はあげればきりがないですが、
(苦悩日記ですので課題についてもどこかで書き残します)
荒波に揉まれ息子はどんどん成長していきました。

 

サッカーがもっと大好きになりました。
丸いものがあればいつでもどこでも蹴り始めます。
(いつも嫁さんに怒られているのも付け足しておきます)
DAZNJリーグの試合をほぼ毎節見ます。
本当はたまにはフルで90分間見て欲しいですがハイライトを中心に見ます。
YouTubeでは三苫選手を中心にバルサの数年前のMNSトリオの映像をよく見ていました。

 

チームではおのずと序列があがり中心選手といえるくらいまで成長しました。
週末もパパボール蹴ろうと言って近所の公園でボールを蹴ります。
(パパはついていけないです)
しかしチームは少年団でコーチもボランティアパパコーチ。
パパコーチが悪いわけではないけど、いわゆるクラブチームとよばれる強豪と対戦すると歯が立たない。
チームとしても個としても全く通用しない。
同学年でこんなに差があるのかと驚くばかりでした。

 

もう少しそういう子たちや、上手になりたいという強い気持ちを持つ子たち
と共に日々トレーニングできる機会があればもっと成長できるのではないかな、
と思うようになり、情報収集を始めていきました。

 

すると新3年生から募集開始のJリーグチームが運営しているスクールのスペシャルクラスが、外部セレクション実施する旨の記載をWebで目にしました。


本人に伝えたところ受けたいと即答でしたので、応募しました。 

保護者の考え方について

元々のサッカーを始めた時期の差もありますが、
明らかにチームでは息子より上手な子が5,6人はいました。

小学1年生ですし楽しくやれればそれでいいのでは、という反面
やるからにはもっともっと上手になって活躍してほしいという思いもあります。

 

これまでの4年近くを振り返っても様々な保護者と話す機会がありましたが、
ここは親御さんによって考え方がはっきり分かれています。

 

・楽しんでやれればそれでいい
・せっかくチームに所属しているなら中心選手として活躍してほしい
・プロ目指してとことんやる

 

楽しんでいればそれでいいのでは、という保護者もいますが、
でも本音では活躍を望まない親御さんはいないのではと思います。

そうなると活躍できるようになるにはどうしたらいいのか。
これはやはり親の接し方が非常に大事なのではと思います。
やるかやらないか。
活躍してほしいと思っているのであれば子供に対してそういうコミュニケーション(持っていきかた)
を積極的にとっていく必要があると思います。

 

私は活躍してほしいと強く思っています。
更に言うならばサッカー選手になりたいと本人が望むのであれば
とことん目指してほしいし、挑戦を応援したいと思っています。

 

コミュニケーション(持っていきかた)についてはまた機会があれば書き残したいと思います。